移住1年経過!沖縄生活のリアル

「沖縄の生活って憧れるな〜」

「移住したら楽しいかもな〜」

と色々妄想が広がりますよね!

青い空!青い海!常夏のビーチ!!

僕も妄想がどんどん大きくなって、気づけば沖縄に住んでました。

そんな僕が感じる、実際のリアルな沖縄生活をお伝えします!

ちなみに僕は名古屋から沖縄本島、那覇市の近くに移住しました!

大都市から那覇市周辺への移住を考えてる方は参考になると思います。

離島に住みたい方は、また別記事でまとめまーす。

移住しようかなーと妄想が現実味をおびてきた方は参考にしてください。

実際楽しいのか?

これはもう人それぞれ!です!

そんなこと言ったらなんの参考にもならないので、僕個人が楽しいのか?

楽しいです!

何が楽しいかと言うと、海に行くことです。

海が好きな方は沖縄本島に住んでいれば毎週末天気が良ければ海にいけます。

僕はマリンスポーツが好きなので、毎週末車で30分くらいできれいな海に行けるだけで楽しいです。

海は本島でも晴れていれば十分綺麗ですし、泳ぎたい方は5月頃〜10月くらいまでは泳げます。

しかし!気をつけなければいけないのは、沖縄は本島と言えども公共交通機関が全然発達してないということです。

車かバイクでもなければ自分で海に行くことは中々大変です。

那覇市内はモノレール通ってるし、バスもありますがやっぱり不便!

地下鉄があるような都市から来る方は、「公共交通機関があれば大丈夫」という考え方は捨てましょう。

暮らせないことはないけど楽しくないです。

事実、僕の知り合いも2人車無しで移住してきて一年以内に帰りました。

ぶっちゃけ那覇は普通に都会なので、那覇に住んで仕事も那覇だと住んでしまえば沖縄感はないです。

かといって職種にもよりますが、仕事を探すには那覇近郊になるので、休みの日を楽しまなければ移住する意味はないです。

「沖縄に行けば海の近くに住んで毎日のんびりライフ〜」なんてことは全くありません。

生活事態は大都市に住んでいるときと大きくは変わりません。

旅行や長期滞在とこちらで生活することは全く別だと覚えておいてくださいね。

沖縄移住を考えている人は、沖縄に移住して何を楽しみたいかをしっかり考えておきましょう。

「なんとなく楽しそう」では、そんなに変わらない生活にがっかりするでしょう。

離島や北部に住めばは別ですけどね。

仕事がないです。

沖縄の人は本土の人間に冷たい?

「本土」とか「内地」って言葉がもう冷たいですよね。

でもね、これはこっちに来ると悪意があっていってるわけではないと気づきます。

そして自分も普通に言うようになります。

では実際沖縄の人はどうなのか?というと、別に冷たくはないです。

ただ、旅に来て温かくしてもらったから・・・というイメージは捨ててください。

沖縄の人は旅人には優しいですし、基本穏やかな人は多いです。

しかし、実は人見知りだったり、イメージとはだいぶ違います。

「なんくるないさー」と誰にでも話しかけてくれるのは場所が観光地で、相手が旅人だからです。

普通に生活していれば、そんなに温かいな〜ということもなく普通です。

自分から友だちを作ろうと思って動かなければ、友だちは一切できないでしょう。

考えてみてください。

あなたの街に明らかにあなたの街の人じゃない人がいるからと言って、わざわざ親切に話しかけて友だちになりますか?

皆普通にここで暮らしていて、普通に自分の友だちもいます。

あなたと友だちになる必要はこっちの人には特にないのです。

沖縄に来たら皆温かくて友だちたくさんに!ってことはないです。

特にリゾートバイトで沖縄来たことある人などは気をつけましょう。

リゾバは皆が非日常です。

皆が非日常だから友だちもすぐできます。

しかし、移住は日常に溶け込むのです。

友だちは自分で頑張らなければできません。

沖縄は家賃安いってホント?

これは、ある意味では本当です。

私の住む家は2DKのアパートで築1年で5万8千円、無料駐車場、無料インターネット付きです。

都会ではちょっとないくらいお得ですね。

ただ、一歩那覇市内になると家賃はそんなに安くないです。

モノレール沿線だと全然安くないです。

ボロボロの安い家はそれなりにあるので、住む家なんて気にしないってい人は安く住めますけどね。

あと、駐車場は本土の都市の感覚よりは安いです。

車社会なので。

那覇から少し離れれば、探せば安くていい物件もたくさんあるかなと言う印象です。

沖縄本島の中心部は美栄橋駅、おもろまち駅、牧志駅、県庁前駅辺りです。

仕事が那覇で足があるなら、浦添市、南風原町、豊見城市、宜野湾市くらいは通勤圏内ですね。

スーモなどで検索して家賃を調べてみましょう!

ただ、沖縄は通勤時間めっちゃ渋滞します。

距離としては15分の道のりを、最悪1時間かかってしまうこともあるほどです。

選択肢は3つです。

  • 那覇以外で仕事を探す(個人的には一番オススメ)
  • 那覇で仕事して那覇に住む(家賃は安くない)
  • 那覇で仕事して那覇近郊に住む(通勤時間はめっちゃ渋滞、なめちゃダメ)

ちなみに、沖縄本島でも北部は激田舎なので安いです。

ただ、仕事がないです。

仕事が見つけられれば、北部暮らしはゆったり沖縄ライフですよ!

ただ不便ですけどね〜。

北部と那覇は高速で1時間半位かかるので、生活圏は那覇近郊とかぶらないと思ってください。

個人的におすすめは、那覇市以外の那覇近郊に家と仕事を見つければ、わりとストレスも不便もなくボチボチ田舎暮らしが楽しめるかな〜。

物価も安いの?

これはね〜、そうでもないと思います。

東京に住んでたことないのでわかりませんが、名古屋と比べれば食品や生活用品はそんなに変わりません。

夏になればパイナップルやマンゴーなどの南国の果物はびっくり価格で買えます。

あと、沖縄名物スパム(ランチョンミート)は本土に比べればずっと安い。

あとは「かねひで」というスーパーでは鶏もも肉100g60円とかで買えます

でもマックスバリューならそんなに変わりません。

そして、これ沖縄七不思議の一つですが、どこのスーパーでも冷凍された豚の細切れ肉が売っていて、これは100g100円を切ります。

まぁ安いですね。

野菜は変わりませんよ〜。

むしろもやしはなぜか高い。

1袋80円とか普通にあります(笑)

ガソリンもまぁ普通です。

飲み屋さんは安いところ多めです。

3000円あればそれなりに飲んで食べれるところ多いですかねぇ。

でも、名古屋から来た僕としては、飲みに出たら帰る足がないのです。

名古屋ではまぁ7時くらいから飲み始め、終電の12時くらいに解散してれば、タクシーに乗ることもありませんでした。

しかし、沖縄はそもそも電車がありません。

バスも不便です。

モノレールはありますが、その沿線にすまない限り、飲みに出れば帰る足がないです。

というか、飲みに出るのも普通車で行くので、帰りは運転代行なんですね〜。

しかし、運転代行は安いですよ!

無数に業者もありますし、本土で言うところのタクシーより安めくらいの値段で運転代行使えます。

うちから中心部まで6キロくらいですが、2000円前後で帰ってこれます!

これだけは自身を持って安いですね!

でも飲みに出る度代行なので、飲み代の感覚としては結局名古屋にいたときと変わらないなーという印象です。

要するに、生活費はあんまり変わりませんよということです。

沖縄の人ってどんな人?

これはもう僕が出会ってきた人々のざっくりした感想です。

ちなみに、沖縄何度も旅行できたことあるよ!って人はその時に出会った沖縄の人の感覚は捨ててくださいね。

よそ行きの沖縄の人です。

沖縄では、行政が「ウェルカムんちゅになろう!」とCMを流しているほど、他所から来る人に優しくしましょうと考えている人が多いです。

なぜなら、観光は沖縄のとても大事な産業だからです。

つまり、旅行できた人は何度来ようともお客様なんです。

なので、移住を考える人は一度あなたの持つ沖縄の人観は捨てましょう。

では移住した僕が感じる沖縄の人はどんな人か?

  • 穏やかで大きな声を出して怒る人は少ない
  • 身内に優しく、身内でない人は優しくそっと押し返す。
  • 表面はニコニコ、でも陰口めっちゃ多い。
  • いい意味でも、悪い身でもテキトーな「なんくるないさー精神」

といったところですね。

あくまで1年暮らした僕個人の感想です。

移住者に冷たいなんてことは決してありませんが、優しくウェルカムでもありません。

そもそも沖縄の人は自分の家族や、昔からの友だちをすごく大切にします。

「モアイ」と呼ばれるお金を毎月積み立てていく飲み会のようなシステムもあり、定期的に中のいいメンバーで集まって飲んでます。

また、道端でも話し込んでいるいわゆる「ゆんたくしている」人々もよく見かけます。

つまり、自分のコミュニティがしっかりあって、新たな友だちは別に必要ないのか?という印象もあります。

また、実はシャイな人も多く、知り合ってしばらくは表面的には親切ですが、薄い膜が張っているのを感じます。

コミュニケーション能力に自身のない方は、一人で移住するのはおすすめできません。

もちろん飲み屋で知り合って仲良くなったり、ということもありますけどね!

あと、これだけは覚えておいてほしいのは、きっちりした人は沖縄で暮らすのはストレス多いです。

いわゆる「沖縄時間」も実際にあり、約束の時間に遅れてくるのは悪いとも思ってない人も結構います。

それよりも、仕事も業者も結構適当なので、そういう面でイライラする事はあると思います。

僕もアパートの管理業者に何度かお願い事をすることがありましたが、本当にテキトーです。

普通クライアントから問い合わせがあった内容は共有するシステムを作ると思うのですが、誰が担当かすらわからず、問い合わせの度、一から説明しなくてはいけないという状態です。そして一つの案件を処理してもらうのに数週間、何度のも問い合わせし続けました・・・。

その業者がものすごく悪いのではなく、これはある意味文化です。

仕事への取り組み方が都会の人とは違うので、そこだけは覚悟したほうが良いと思います。

まとめ

沖縄に移住しようか考えている人は、まずなぜ沖縄に移住したいか?を考えましょう。

できればマリンスポーツをはじめたほうがいいかもしれません。

沖縄の魅力はやっぱり海です。

特に理由がないなら、移住先は沖縄でなくてもいいかもしれませんね。

沖縄に移住すればのんびり楽しい生活が送れるという幻想は捨ててください。

移住しても基本の生活は変わりません。

特別資産があるわけでなければ、仕事への通勤が便利な那覇近郊住むことになるでしょうし、そうすれば平日の生活は都会と一緒です。

むしろ、友達がいなくなる分つまらなくなる可能性もあります。

仕事の賃金も安いし、物価は別にそんなに変わりません。

沖縄は日本有数の貧困県だということはお忘れなく。

おそらく大都市に住むほうが裕福に暮らせます。

それでもやっぱり海が好き、毎週海に行きたいという人はぜひ移住しましょう!

海はきれいだし、海に毎週行くことが楽しめるのであればきっと楽しい移住生活になるでしょう。

特に独身や子どものいない方は、移住なんてしてしまえば大したことありませんよ!

ちなみに、僕は楽しいです。

そのうちもうちょっと田舎に移りたいですけどね(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました